1.「俺にはお前が必要だということは、ごまかしようのない事実なのだから」
私が敢えて、説明するまでもなく、第1部の名シーンである。
このセリフだけではなくて、その前から繋がる一連の流れが好きなんですね。
自分を助けるために、突然目の前に現れた蘭世が、自分をかばい、身代わりになる。
そして俊は、蘭世が人間になったことに気付く。
その時の俊の心の動揺まいかなるものであったか・・・・・・。
自分のために、全身全霊をかけて生きる蘭世に俊は胸を強く打たれ、そして、見ぬフリをしてきた自分の蘭世に対する強い想いを押さえることができなくなる。
蘭世のひたむきな愛は力を失っていた水の石だけでなく、俊の心をも溶かしたのであった。
蘭世が伸ばした手を俊は強く掴み、すばやく引き寄せ、あふれるお互いの心を唇で塞ぎあう・・・・
最高の胸キュンシーンです。
その後、神谷陽子さまがお越しにならなければ、もっとラブラブなシーンが見れたかな?(^^;)
2.「かっさらって逃げたかな」
それほどラブラブなシーンではなかったので、思い出すのに時間がかかる人もいるかな〜?
(いや、ときめきさんたちなら大丈夫ですね♪)
以前(BBSだったかな?)でも少し書きましたが、このセリフ、とっても深い意味があるんです。(私の中では)
以前、ゾーンとの戦いで力を使い果たし、人間になった俊。
必ずついてこようとするであろう蘭世にはその事実を知らせないまま、江藤家を出ようとするが、
その途中でアロンに見つかる。
そのとき、俊が発した言葉からこのセリフがつながっているのだ。
アロン:「蘭世ちゃんはどうするんだよ・・・・・・(中略)僕だったら・・・・・かっさらってでもつれていくよ」
俊:「俺だってそうしたいさ!・・・・・・・でも今の俺ではだめだ・・・・」
孤独だった俊は蘭世とともに過ごすことで、人と一緒にいる温かみを知ってしまった。
かっさらってでもつれていきたい!!しかし、俊の責任感の強い性格があだとなって、
正直な気持ちを心の奥に閉じ込めてしまう。
経済力もない、そして自信につながっていた魔力さえもなくなった・・・・・・。彼女を守るすべが何一つない!
そんな自分が、一時の感情で蘭世を幸せな家庭から引き離すことが俊にはどうしてもできなかったのだ。
だが、今は−−−−−−−−。
以前とは変わった。
確かに力が戻ったこと理由の一つにあったかもしれない。だが・・・・それだけではない。
魔力だけの自信しかなかったのが、
愛する自信、幸せにする自信も、俊に芽生えたことがなによりの理由である。
ルカとドナの境遇が、自然と自分達の過去に重なり合う。
しかし、俊は思ったのだ。
−−−−−−今ならできる・・・・・。
この気持ちさえあれば、かっさらってでも・・・・・・。
蘭世に対してでなく、第三者に自分の気持ちを垣間見せるそんな俊の一面にときめくのだ。
kauranの個人的な好みで選んでいます。 |