●●●のだめ演奏会オフレポ(in 春日井)●●●



    オフ会レポですが、「のだめカンタービレ」という漫画関連のオフでしたので
    ご存じないかたやまだ原作未読の方(若干ネタバレあり)、興味のないかたはご注意くださいませ。







2006年1月29日。

昨年の秋からこっそり暖め続けてきた?イベント決行の日がついに訪れました。




「のだめカンタービレ」
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のだめサイトの管理もされているりおリコさんと
ガラかめさいとの管理人でのだめファンだというふわふわさんと
kauの3人で、愛知県で行われた「のだめカンタービレ」の音楽会にいってまいりました。






■きっかけ■

kauがこの10ヶ月ほどはまり続けているこの漫画。
クラシック音楽を題材にした音楽家の卵たちの物語。
この作品の中で登場するクラッシック音楽が生で聞けるというコンサートが開催された。
題して「茂木大輔の生で聴くのだめカンタービレの音楽会」。
この演奏会をかなり早い段階でお知りになったりおリコさんから
一緒に行きませんか?とお誘いいただいたのは昨年の秋。

え!?のだめの音楽会??

当時、(といってもそんなに昔ではないですが・・・)のだめのCDBOOKを購入したばかりの私にとって、
そのお話は胸躍らせるものでした。
ただ、問題は開催場所。
愛知県の春日井市。
かなりオフ会に行きまくってるkauですが、実は関西圏以外には参加したことがなく、
しかも、こちら方面からの参加はkauのみ・・・ということは
単身で愛知に乗り込むということ。
う・・・名古屋にすら降り立ったととのないkau・・・。
行けるか!?行けるか、kauよ。

場所を路線図で検索。
新幹線ならそう時間かからんよなぁ・・・。
しかも、旦那はしょっちゅう軽々しく名古屋方面に出張に行ってるよなぁ・・・。
しかも、カレンダーでチェキすると、ん?次の日入試やん。
仕事休みになるんじゃない?(大学に派遣されている私は入試の日は基本業務は休みなのです。)

行けるんちゃうん!?

この間、実はわずか10分ほど(笑)
即決好きなkauはこれでも悩んだ方なのれす。
問題は、オフに参加するということを旦那に告げるべきか・・・。
いや、もう関西では何回も行ってるわけでそれはいつも承知なんだけど、
そんな遠出を許してもらえるのか・・・。

結果は杞憂でした。
どうせ隠してもばれたら終わりだし(一度前科あるし・・・笑)言うだけ言おうと思って言ったら
二つ返事でOK。
というか逆に、「俺も名古屋出張入れよっかなぁ」といつもどおりついてきそうになる始末。
それだけは丁重にお断りして(笑)決定〜〜〜☆
そこから、kauのドキドキな3ヶ月が始まったのです。







■集合■

ついにやってきた当日。
事前にりおリコさんにお伝えしていた服装に着替えいざ出陣。
新幹線・・・。
東京方面に一人で乗り込むのは初めてのkauは旦那に手配してもらった新幹線の回数券での(結局旦那を使っている)
指定席の取り方やらいろいろを学び、無事乗車☆
電車の中で読もうと思って持ってきたCDBOOKと、文庫をちらちら眺めてみるも、
興奮に負けて気が散り、窓の外の景色を眺める。
でもそんな時間もあっという間。1時間足らずで名古屋駅に到着。
早っ!
実家帰るより早いよなぁとふと思いながら名古屋の地に降り立つ。
改札を出ると、りおリコさんが待っていてくださいました〜。
服装を聞いていたせいか伝えていたせいか、りおリコさんもすぐkauを見つけてくださって無事合流〜。
うおっ素敵なお姉さまな感じ。
気さくでお話しやすいぞ☆
二人で現地集合予定のふわふわさんの待つ春日井にまで向かう。
春日井に降り立つとふわふわさんが車を出してくださっててお迎えに来てくださってました☆
お子さんがいるとはお聞きしてましたが、うおっ(第2弾)若っ!
カリスマ主婦か!?
密かに、kauのオフ友に似てる・・・とこっそり思いながら(結局最後まで告げませんでしたが・・・)
ランチへ向かいました☆







■ランチ■

3人でふわふわさんが予約を入れてくださってた洋食屋さんに向かう。
途中、某所で噂になったというレストラン「アロン」という古びた?もといさびれた?いやいや
超ノスタルジックなレストランを見つける。
りおリコさんがネタにと写メを試みられてましたが結果は・・・?^^;
走る車の中からの激写はやっぱりつらいッスね。
しかも、ちょうど今っつー時にダンプの邪魔が・・・。
帰りも試みましたが、kauも結局撮れず、さらに伝説が深まりましたとさ。
ふわふわさんが改めて撮ってきてくださることを密かに願いつつ・・・^^;(笑)
「アロン」さん。
我らときめきトゥナイターのために姿を消すことなくずっとそのままでいてくださいね〜〜。

到着した洋食屋は、素敵なガーデンのあるとってもかわいらしいお店。
ぎゃぼー!(と心の中で叫ぶ。実際にはかわい〜ともらす)
そこでお二人はドリアランチ。
kauはパスタランチを注文。
ランチとはいえコースになっててとっても美味。
りおリコさんが写メ撮られてましたがパン・・・というかミニ食パンみたいな焼きたてパンもおいしかったです。
おっきいんだけど・・・^^;ミニとはいえ食パン。
でもふわふわな感触がおいし〜。
全体的に量多し。
いろいろおしゃべりしながらせっせと食べる。特にお二人のドリア。
kauは前で減らんなぁ・・・と見ておりました(笑)
ランチではふわふわさんのお子さんの話やら、りおリコさんのエレクトーンの話やら
のだめ&ガラかめ&ときめきの話やら
積もる話でいっぱいでした☆
kauは基本、人見知りっ子なのですが、お二人の気さくさに釣られて?ゲラゲラ笑ってしまいました〜☆






■いざ会場へ■

お食事をすませて会場へ向かう。
ふと携帯をみると、うぉっ(第3弾)詩乃しゃんから乱入メールが・・・!
返事返事〜とへんし〜ん!
詩乃ちゃん、どうもありがとデス〜〜☆

会場に着くと、うぉっ(第4弾)予想外の人の多さ。車も込んでるし。
おそるべしのだめ効果。
コレって地元の人なのかどうなのか・・・。
ナンバープレートを見るも、kauは地理がよくわからず、三河って・・・近いのかな?とか
心の中で自問自答。
車の渋滞を見てふわふわさんが一言「すごい、のだめ渋滞・・・」
「のだめ渋滞」?ナンデスかぁぁぁ!それはぁぁぁ!
超ウケる。
サプライズなふわふわさんの造語をkauこっそりメモる(笑)
こっそりどこかでつかってやろうと悪巧みを心に秘めながら(笑)無事空き駐車場を見つけ会場に入る。
グッズとか売ってるかなあ〜と心ときめかせながら入る。
りおリコさんがのだめサイトの相方さんである綾さんのためにパンフをもう一冊ほしいけどもらえるかなぁと
おっしゃってましたが、ふと振り返ると、ばっちし2冊手にされてました。
素早っ!!
kauが油断をしていた瞬間に?2冊・・・とおっしゃったみたいです(笑)
さすが!りおリコしゃん。

グッズ販売でキャラブックを購入。
実はkauはまだ買っていなかったのれす。
りおリコさんがキャラブックの表紙のある点を指摘されていた部分をチェキ。
おぉおぉ。これか〜。これが後の原作に続いていくわけですな・・・。
主役二人のことではないですが・・・
りおリコさんは今回の本誌ののだめをしきりと押していらっしゃいました。
上記のことは今回号のことでしたっけ・・・?
とにかく、今回はコンビニで立ち読みをします。主役二人がウホホな感じだそうですので。
あのオススメようはたぶんすごく萌え部分なんでしょう。
ちなみにキャラブックにはのだめちゃんのしおりが入っててkauはちょっと小躍り。







■開演■

会場が暗くなり舞台に照明が当たる。
今回の楽団、セントラル愛知交響楽団と指揮者の茂木大輔さんが登場。
いよいよ始まり。
心臓バックバク・・・。
茂木大輔氏の、「ようこそ変態の森へ」との言葉に、会場がドッと沸く。

このあたり、会場内の団結感を感じる。
さすが、のだめファンの集まり。
そういう小ネタが嬉しいんだよな。
「みなさんに謝らなければいけないことが一つ。千秋でなくてすみません」
うわっはっはっは〜〜〜☆
心をくすぐられるような身悶え感。
いい!おもしろ〜い。
茂木さんというのは今回の企画者の一人で、N響の首席オーボエ奏者であり、指揮者としても
活躍されているかたで、原作者の二ノ宮先生が作品を描くさいにいろいろ指導を受けている
方だそうです。
CDBOOKの収録曲の解説もされていることでおなじみ。
実物の彼はMCがとてもおもしろく、kauは三谷幸喜に似てるなとふと思う。
また彼は合間合間のお話に曲の元の解説だけでなく、のだめのストーリーにそっての解説を
してくれるんデス。
めっちゃいい!
途中に登場されたクロキンになりきったオーボエ奏者の池田昭子さんと
ピアノ奏者の三輪郁さんとの会話も
常にのだめを意識したお話で、どれもこれも興味そそられるお話ばかりデス。

演奏曲は
1.ベートーヴェン
  交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」より 第1楽章
2.モーツァルト
  オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314より 第1楽章
3.ベートーヴェン
  ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」より 第2楽章
4.ラフマニノフ
  ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18より 第1楽章
5.ラヴェル
  亡き王女のためのパヴァーヌ
6.ガーシュイン
  「ラプソディ・イン・ブルー」より抜粋
7.ブラームス
  交響曲 第1番 ハ短調 作品68より 第4楽章

あと、アンコール曲に
・モーリス ラヴェル  ピアノ協奏曲第2番
・オッフェンバック オペレッタ「天国と地獄」(調べましたぁぁ)

以上を演奏してくださいました。


最高によかったのが、演奏しながらバックにのだめのスライドショーを流してくれたこと。
あの心配りはもう最高でした☆
音楽に合わせて、その曲が登場した原作のシーンを流してくれるのです。
しかも、動きを出して流してくれるのでまるでアニメを見てるみたいで
曲とのコラボレーションが、完全にのだめの世界を再現してくれる。
千秋やのだめたち登場人物たちが感じた感情が音楽に乗って、聴衆の心に直接語りかけてくるような。。。
のだめファンにはたまらないこの技。
フツーのクラシックコンサートとは一風ちがうこの演出にもうメロメロでした。
なんかねぇ・・・感動して涙が出そうなジーンとくる心境。
一人だったら泣いてたな・・・。
心で温めていた想いを外すことなくズバリと突かれました。

1曲目の「英雄」では、Sオケの1stヴァイオリンの面々が千秋の支持の元にやりあげた
バイオリンを上に掲げて演奏するシーンをばっちりやってくれて、
そのシーンもスライドで流してくれるわけです。
そして千秋の言葉「やるならここだろ」と茂木さんの指揮の合図で、オーケストラの方が
バイオリンと顎を上に掲げる!
やったーーー!!!
一斉に拍手が巻き起こる。
スライドのシーンが「やるならここだろ」に向かっていくにつれて、
みんなの気持ちが固まっていくんですね。
「やる?やるの?やっちゃうの〜〜〜?」
キターーーーーー!!!
てな感じです。
なんというか・・・客席も一体化したコンサート・・・そんな感じがしました。
それがのだめファンにはたまらない。

協奏曲もとってもステキ。
それぞれ黒木くんとかのだめちゃんとかが演奏しているのかと錯覚を起こさせるような・・・
特にkauは何を隠そう実はピアノレッスン歴10年なので、(もうかなり過去ですが)
やはり、必然とピアノには目がいく。
あぁ、kauがもし練習嫌いじゃなくて、バッハの単調な曲調に負けなければ今頃のだめみたいに!!
・・・なってないですが・・・^^;
あぁ・・・またピアノが弾きたいなぁ・・・と心を沸かせられました。

茂木さんが汗を流しながら演奏する姿もステキでした。
千秋だったらこんな感じかなぁと目をつぶりながら(失礼・・・笑)妄想をふくらまし、
ラフマを弾く三輪さんの素早い動きが千秋に見え、
そして千秋の世界観を心身に受け止めるkauでございました。
あぁぁ・・・千秋・・・好き・・・。
(ごめんね、真壁くん・・・今日だけは心を移しているkauを許して)

とってもよかったのはアンコールのモーリス・ラヴェルの曲。
千秋が、のだめを一緒にヨーロッパに連れて行こうと地元にもどったのだめを
追いかけていくシーンを流す。
この曲は原作には出てきていないのですが、茂木さんがすごく推してる曲だそうなのですが、
うんうん、推した気持ちがわかる。
すっごく優しくてちょっと切なくてきれーな曲なのです。
あのシーンにぴったりというか・・・。
千秋が後ろからのだめを抱きしめるシーンが、
kauが当時読んだ時の胸キュンと重なってもうサイコーうるるん!!でした。
千秋が(のだめに渡欧を説得するには)「どうしたらいい・・・」と悩むシーン・・・。
あぁ・・・いい。(完全に陶酔)

最後の「天国と地獄」は会場も手拍子で参加。
ラストに相応しい盛り上がりかたで幕を閉じました☆






■余韻■

およそ2時間半の公演が終了し、興奮冷めやらずに会場を後にする。
ロビーではネタ最終に激写の嵐。
ちょっとですがこんな感じ↓

         

  のだめ×千秋  千秋のグラサン姿に               茂木大輔さま  終了後にサイン会を
  胸キュン☆                               されてました。



余韻に浸るために近くのファミレスでお茶。
のだめについて語るべきところだったのですが、なぜか話題がそれて、他ジャンル漫画の話に・・・(笑)
ガラかめは完結するのだろうかとか
ときめきは完結してるから書きやすいよねとか・・・

ここで発覚したのはふわふわさんのラブリーなお人について。
彼女のラブリーさんはジョルジュさんでした!
しかもジョルジュいいよね〜という軽いノリではなく(笑)
かなり本格的に、かなり愛に近い状態で(笑)
お好きだったようです。
彼女の口から、ときめきで2番目に誰が好き?という質問が出たときには笑いました。
2番目って・・・考えたことなかったよぉ(笑)
しかも、ジョルジュが出てくることは・・・ごめんなさい・・・ありませんでした(笑)
ふわふわさんは、ジョルジュがスキってことに対して、
あ〜いいひとだよね〜という返され方もどうもお気に召さない様子・・・
いい人どまりが許せないらしい・・・(笑)

蘭世ちゃんと俊が手をつないで雪の中を歩くシーンで(そのうち筒井に会いに行ってみるか・・・ってところ)
その様子を見てすねたいたジョルジュさんとか
魔界の給食係でなにやら魂の食事を作っていた姿とか、
驚くべき洞察力でジョルジュ兄を観察されていたふわふわさんに功労賞を!
彼女のその一言が、kauたちののだめの余韻を一気にふっとばし、
最後はなぜかときめき話、しかもかなりマニアックな部分で盛り上がり、幕を閉じたのでございました(笑)
機会があれば、ふわふわさんのためにジョルジュのお部屋ご用意いたしましょう☆投稿可(笑)
帰ったらのだめを読み返そうと思っていたのに、ときめきのしかもジョルジュの登場シーンをおさらいに
気持ちが奪われたkauでございました(笑)

楽しい時間は過ぎるのは早いもので、
あっという間に帰宅時間。
ふわふわさんと春日井でお別れして、名古屋駅までりおリコさんと共に戻る。
職場と自宅兼友達用にお土産を買うのに付き合っていただいて
新幹線口でお別れをいたしました。

お二人とは初対面でしたが、すぐに打ち解けることができて、
とっても楽しい時間を過ごすことができました☆

お誘いいただき、サプライズプレゼントまでいただいてしまったりおリコさん
チケット調達や予約、お車まで出していただいてお世話になったふわふわさん
ホントにどうもありがとうございました〜☆



梅田について夕食を購入してから9時すぎに帰宅。
ほぼ半日のkauの小旅行オフは充実感いっぱいの中で幕を閉じたのでありました☆

ちなみに家のためにかったゆかりせんべいは早くも旦那に食されほとんど残ってません。。。





長々と書きましたが
ここまで延々と読んでくださった方々、どうもありがとうございました☆





kauran






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