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真壁俊をとりまく人間関係
俊を中心にして示しています。
基本的なものだけにしていますので、
独断と偏見で、いらないと思ったものは敢えて省いています。
また、図も見にくくなっております。 お許しください。
そして下記のコメントも独自の意見で書いております。意見が食い違う部分も多々あるかと思いますが、一意見としてお見捨ておきくださいませ。

@俊と蘭世



俊と蘭世の関係を敢えて今ここで説明する必要はないかと思う。この2人が中学2年の時に出会ったことで、
ときめきの世界が目を覚ました。
少し不良めいた俊と、モンスターだが、一途に恋する普通の少女だった蘭世が次第に魔界の大きな渦に飲み込まれ、
自らも数奇な運命を辿ることとなる。


2人における、一番のテーマは「無償の愛」。蘭世の俊に対する深い愛情が何もかもを動かす大きな力となり、
俊も自然とその魅力に引き込まれていく。

俊と蘭世の存在は、その後、弟の鈴世の第2部・娘の愛良の第3部でも愛の象徴として
確固たる地位を占めることとなる。

A俊とアロン



俊とアロンは双子の兄弟である。だが、魔界の王子の双子は不吉とされ、アロンは魔界の王子として、俊は人間として別々に育てられた。
だが、運命はお互いを引き寄せるのだろうか。
2人は一人の女性をめぐるライバルとして出会ってしまう。というものの、俊にはまだその時、蘭世を好きだと思う自覚がなかったと思われ、アロンの一方的な嫉妬心が巻き起こるだけであった。

俊が冥界へ行くことで和解した2人はそれ以来、やっと兄弟としての絆を取り戻し始める。

俊とアロンという関係は、私は非常に好きである。
対照的な2人が双子であるという設定に、最初は違和感を覚えたものだったが、その対照的さがストーリーを一層面白いものにさせる。

2人の関係は、普通の兄弟とは違う。ある意味では親友であり、ある意味ではライバルであり、一見かけ離れた2人だが、心の中では信頼しあうよい関係へと成長した。

アロンではなく俊が王位を継いでいればと考える部分もあるが、これはこれでよかったと思う。王と呼ぶにはやはりアロンがふさわしい。ただ個人的な好みで俊にはチャンピオンとして生きていってほしいので・・・^^;

B俊と大王(父)


俊にとっての父はどんなものであったのだろう。俊が悪ぶるようになったのは、子供時代に父親がいなかったことの寂しさの反動であろう。
俊は時折、父がいないことの寂しさを作品中でも垣間見せる。

その父が生きていた。そして自分の命を狙っている。
そのショックは図りきれないものだろう。

だが、俊はそれを許す。
やはり父は父なのだ。見殺しになどできない。
俊は負傷した大王の肩を途中まで治して後を母に託す。
本当は完全に治せていたはずだ。だが、そこは母と父に和解させるための俊なりの気遣いであった。

和解後、俊と大王は少しずつ歩み寄りを見せるが、深く語り合うシーンはあまり見られない。離れて暮らしているせいもあるだろうが、それよりも2人とも照れ屋であることが一番の要因である。
現に、大王は「俊」と呼ぶことにおおいに照れている。「俊」という名前が恥ずかしいのではなくて、突然、親子関係に立たされたことへの照れである。
俊を表す代表的な形容詞である「照れ屋でシャイでぶっきらぼう」はすべて父親譲りだ。
彼がいたからこそ俊がいるーーーーーー。

そしてその照れ屋の奥にある優しさも父親から譲り受けたのかもしれない。
大王は運命に振り回される息子を見えない部分で守ろうとする。大王の最期はみなの涙を誘った。
父として最初で最後の息子への侘びとお礼と優しさと・・・・・そして愛情であった。

2人は表面上で親子としてのシーンをあまり見せることはなかったが、心の奥で深くつながっていた。
心の奥で信頼し、尊敬し、気持ちを通わせていたことは、行間を読むことから知ることができる。


C俊とターナ(母)


ターナというより、俊にとって、彼女はいつまでも真壁華枝であろうと私は思う。
母一人、子一人で身を寄せ合って生きてきた2人には言葉を交わすことがなくても心意は伝わる。
だが、マザコンになるわけでも、子離れできなくなるというわけでもなく、2人は非常によい親子関係を築いている。

母を楽に幸せにしてやりたい。そのことだけを思ってきた俊が、その夢の中に蘭世の存在も入れることになるが、華枝はそれがとてもうれしかったに違いない。
彼女はそういう女性である。
そういう女性が育てた息子であるから、俊もそういう人となるのだ。相手を思いやる気持ちが非常に強い人に・・・・・・。
ただ、その気持ちを素直に表現するということは、母からは譲り受けることができなかったようだが・・・・

ただ、照れ屋な俊も、母の前ではやはり子供らしく素直な面を見せる。
父のこと、そして蘭世のこと・・・・・・。
言葉少なに感情をポツリポツリと話す俊はとても微笑ましい。
母に、蘭世のことを、母のように・・・・姉のように・・・・・妹のように・・・・・親友のように・・・・・恋人のように・・・・・・
と、語るシーンは非常に好きである。
俊が自分の気持ちを最も的確に表現できているシーンだと思う。

母だからこそ、それを聞き出せたし、母にだからこそ、それを伝えられた。

母子の絆の現れである・・・・・。

D俊と卓(息子)



卓は俊と蘭世の一人目の子供である。
生まれてきた卓を一目見て、俊はダーク=カルロの生まれ変わりか・・・と直感し、卓と名づけた。
ちなみにkauranは当初、ダーク≒卓ということにピンとこず、はぁ・・・?だからなんで卓なのぉ?と疑問を抱いておりました^^;

男の人にとって、自分の子供というのはどういう風に移るものなんでしょうね。

俊は卓がカルロの生まれ変わりかもしれないと感じ、多少の?不安を抱いている面を少し覗かせますが、実際は男の子が生まれて、うれしかったのではないかと思う。

自分には推さない頃から父親がいなかった分、自分は息子のありったけの愛情を与えようと思ったのではないだろうか。
卓が大きくなってからはあまり見られないが、まだ赤ちゃんの頃は、俊が卓を抱っこしてあやしたりするシーンがいくつか見られる。私は、このシーンがとても好きである。なんとも微笑ましいではないか。


卓はひたすら父親似である。
姿かたちはもちろん、照れ屋でぶっきらぼうのところもそっくりである。
好きな女性を危険な目に合わせてしまってからでないと素直に気持ちを表現できないところはこの親にしてこの子である。
自分の経験をうまく卓に教えてあげられればよかったのだけど、それもできない俊・・・。^^;
ああ、ホント照れ屋さんね。。。ていうか、自分の過去話なんてこっぱずかしくてできるか!ってことなんだろうけど。

ただ、卓は蘭世の血が入っているからか、鈴世の血が入っているからか、もしや、カルロの生まれ変わりだからか・・・
多少いくらかは俊よりはませた部分がある。
恋に目覚めるのもいくぶん早いようだ。

父親としては、息子の恋には口を出さない主義のようで、卓には何も言わないが、
(相手が年上だろうと、従姉であろうと。。。)
卓を一人の男として扱おうとする俊の教育方針なのかもしれない。
そう見ると、なかなかのよい父親振りである。


E俊と愛良(娘)


娘を思う父親の真意とはいかなるものであろうか。

母でもない、妻でもない、兄弟でもない、・・・・そして恋人でもない特別な感情。
ある意味、恋人を思う気持ちに似た部分はあるかもしれないが、俊にとってはどうなのだろう。

娘に気になる異性の存在が出現した時、俊は明らかに不機嫌になる。だが、それは妻の前でだけ見せる姿であり、愛良本人の前では決して見せない。
何か騒動を起こした時も、恐らく心配し通しなのであろうが、それもあまり見せない。
あくまでも冷静、あくまでも無関心を装う。
内心では得体のしれない大きなものが蠢いているというのに・・・・・。
彼の性格からきているのであろうが、これは似た境遇にある弟のアロンの父親振りとは全く違う。

だが、俊は娘の恋愛を頭ごなしに反対する頑固親父でもない。黙って見守り、相手の意思も尊重して、時にはよき助言者にもなる。
複雑なのは重々承知である。だが、自らの心情は後回しとして、娘の気持ち、そしてそれに伴う幸せを第一に考える点は、尊敬すべき父親像ではないだろうか。

愛良としては、もっといろんなことを俊と話したかったであろうが、俊の性格上、それには限度がある。その不足した部分は妻であり、母である蘭世の役目であり、補い、補われるよい関係を築いているということが伺える。

F俊と鈴世(執筆中)
G俊と望里(執筆中)
H俊と椎羅(執筆中)
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