君がいなくなった後に


















後編















あの時、追いかけていれば・・・

いつものケンカは繰り広げられていただろう。いつもよりは多少深いものだったかもしれない。

だが、少なくともこんなことになることはなかった。

言葉で、態度でちゃんと示していれば、きっとわかってくれることだった。

それを怠惰で怠った自分を今になって責める。

何でこうなる前に気づかなかったんだろう。

恐らく、今日だけのことが原因ではない。

今までの自分が僅かながらに感じ取っていたびみょうな気持ちのずれは、蘭世にとってはもっと大きなずれとして

感じ取っていたのかもしれない。

俺はそのことに気づこうとさえしなかった。

俺達の関係が永遠であることにたかをくくっていた。

いつも全身で俺を見つめてくれる蘭世を、いたわりもせずねぎらいもせずに、安心しきっていたのだ。

その蘭世が、今は俺を見つめていない。

俺を見つめる大きな瞳は、未だしっかりと閉ざされたままで、俺の言葉に反応さえしない。

「江藤・・・・」

無意味だとわかっていながら、俺はもう一度その名を呼んだ。

その瞬間、瞼がピクリと動いた。

俺ははっとしてその目を覗き込む。

「江藤!?」

もう一度耳元で呼びかける。

その声に反応し、蘭世はゆっくりと瞳を開けた。





ゆっくりと体を起こし、蘭世は周りの様子を確かめるように辺りを見回した。

そして最後に俺の方をじっと見た。

「・・・江藤・・・大丈夫か・・・?」

俺の言葉にゆっくりとうなずきながら蘭世はベッドから出ようとする。

しかし、手を差し伸べた俺を蘭世はそっと押し返した。

「あ・・・あの・・・江藤?・・・昼間のこと・・・気にしてるんだったら謝る・・・悪かった・・・

責められて当然だと思ってる。完全に俺の不注意だった。

だ、だけど・・・お前への気もちに変わりは・・・ってオイ!聞いてるのか!」



蘭世は一度も俺に顔を向けようとせず、クローゼットから洋服を取り出し、着替え始めた。

「オイ!ちょっと待て。どこへ行くんだ!」

「真壁くんには関係ないから」

「何が!どういうことだ」




「私にはもう真壁くんは必要ないの」




「・・・・・・!!」









ガタン!!

「蘭世!」   「お姉ちゃん!」

俺達の話し声が下まで聞こえたのか、望里と椎羅、そして鈴世も慌てて入ってきた。

「蘭世、目が覚めたのか・・・。どうだ?気分は」

望里が心配そうに蘭世に尋ねた。

「うん。平気。」

蘭世は望里にニコリと微笑むと、ブラシをとって髪を梳き始めた。

望里は蘭世が外出着に着替えているのに気づくと、呆然と立ち尽くしている俺に目を向けながら言った。

「蘭世、・・・・・どこかに行くのか?」

「うん。魔界」

「魔界!?いったい何しに」

椎羅も鈴世も口をぽかんとあけながらやりとりを眺めている。

「会いたい人がいるの」

「誰に会うっていうんだ」

俺は、江藤の肩をぐっと掴むと、無理やり自分の方に向けさせた。

「真壁くんには関係ないって言ってるでしょ?」

平坦な声・・・。

心の中を読もうとしても、何も聞こえてくる気配は感じられない。

望里は言葉を失いながら状況を把握することにだけ気を向けようとしているようだった。

「ら、蘭世・・・真壁くんも心配してずっとここにいてくれてたんだぞ。いったいどうしたっていうんだ」

「・・・・・・」

蘭世が俺をまたじっと見つめた。

その目に俺は何も答えられなくなる。






「・・・私には私に合った人がいるの。その人のところに行くわ」

「何!?どういうことだ。蘭世」

「どうもこうもない。そういうことよ。」

「ま、魔界にいるというのか?」

「そう」

「そうって・・・あなた、真壁くんは・・・」

椎羅が戸惑いながら、蘭世の顔を覗き込んだ。

「だから真壁くんは、もう関係ないの。私に必要なのはあの人だけよ」

「か、関係ないって・・・あなたたち・・・な、何かあったの?」

椎羅は不安そうに蘭世と俺の顔を交互に見比べた。

椎羅だけではない。望里も、鈴世も、そして俺自身も、江藤の身に何が起こっているのか全く理解できないでいた。




そう、誰もがこんな蘭世を見たことがなかった。

俺以外の男を求めている蘭世を、ここにいる誰一人見たことがなかったのだ。



「あの人って誰のことだ。」

「・・・真壁くんの知らない人」

「そいつにあってどうする気なんだ」

「・・・・・・それを聞いてどうするの?」



江藤が俺を見ている。

誰もの中でそれが当然であったこと。

それがいま、大きく覆されようとしている。

蘭世自らの意思によって。

いや、意思なのかどうなのか、それはわからない。

でも確かに言えることは、蘭世自身が以前にあったような

誰かに操られているとかそういう類ではないということだ。

蘭世の俺を見つめる目に何の陰りも迷いも見受けられなかった。



何をどういっていいのか見つからない。

その事実が、俺の何もかものパワーも自信も喪失させていた。

「江藤・・・とにかく俺の話を聞いてくれ・・・。昼間のことが原因なら、ホントに悪かった。それを謝りに来たんだ」

「昼間のことって?」

椎羅が尋ねる。

「それは・・・」

「そんなことはもういいの。」

俊の言葉を遮るかのように蘭世が言葉を挟んだ。

「いいわけねえだろ!魔界に行くなんてくだらねえこと言い出しやがって」

「くだらなくなんてないわ。今、眠っている間に全部見えたの。わかったの。私に必要なのは真壁くんじゃないって・・・」




「「「!!!」」」




「お姉ちゃん!どうしちゃったの?あんなに・・・あんなにお兄ちゃんのこと・・・」

「そうよ、蘭世。あなたたちは運命の・・・」



「そうよ。運命。運命だと思ってた。でも待って。誰がそう決めたの?いろんなことがあった。

でも、そこからずっと二人が続いていくって誰がわかるの?

二人で魔界を救ったからって、そこからはまた離れていく運命かもしれないわ」

「そんなことあるわけないよ!」

「未来のことが読めるわけじゃないし、先のことなんて誰にもわからないでしょ」

「どうして?お兄ちゃんもお姉ちゃんも好き同士なんだからそれでいいじゃない。」

「真壁くんが私のことを好き・・・?」

蘭世は俺を一瞥した。






「そんなことはもうどうだっていい。」






「・・・・・・」











「私が、もう、真壁くんを好きじゃないの・・・・」























俺は思わず、目を閉じた。

江藤の顔はもう見れなかった。

見なくても、それが本心かどうかだなんて俺にはわかる。

心の思考と、言い放った口調と・・・

俺の能力をもってすれば、それが本心かどうかだなんて・・・

能力でなくても、俺にはわかる。

何だかんだいって、

ずっとあいつを見てきた俺にはわかってしまう。



大きく頭がぐらりと揺れて、何もかもが崩れていきそうな感覚。立っているのがやっとだった。

今まで、こんな言葉を聞くということを予想したことがあっただろうか。

いや、もしあったとしたら、俺はこんなに衝撃を受けなかっただろう。




衝撃?

衝撃を受けているのか?俺は・・・。

どういうことだ・・・俺は振られたのか・・・?

振られる?俺が?・・・・

わけがわからない。。。

そうか、・・・よく日野が言ってたな。そのうち愛想つかされるぞって・・・

こういうことを言ってたのか・・・。

そうだ。運命なんて、そんなことどうでもいい。どうでもいいんだ。

そもそも運命なんて俺は信じちゃいなかったんだ。

たまたま、何かの縁でそばにいただけのことだったのかもしれない。この先のことなんてわからない。

あいつの眼差しに安心しきっていた俺が全て悪かったんだ。

まさか、江藤が他の男のところに行くなんて、考えたこともなかった。

どうして考えなかったんだ・・・?

そう、結局は俺自身が、その運命ってやつに取り込まれていただけのことだったのかもしれない。

考えていたら、何か変わってたのだろうか。

そうだな・・・もっと優しくできたかもしれない。もっと・・・想いを伝えられていたのかもしれない。

でもこんな後悔、今更、何になるっていうんだ。












あいつが・・・俺を・・・好きじゃなくなるなんて・・・・











そんなこと・・・・・











誰も何も言葉を発していないのか・・・

何も聞こえなかった。

時計の針の音すら聞こえない。

聞こえたとしても、もう何もかもどうでもよかった。

俺にはもう何も必要ない。

そう、江藤が俺のそばからいなくなってしまうのなら・・・

もう俺には何が必要だというんだ。






「じゃあ・・・そういうことだから・・・」

静寂を打ち破って蘭世が言った。

そして、俺に背を向けると部屋のドアの方に向かった。

誰も何の声をかけることもできずに、だまって見守るしかできない。

俺の体も、この場に根が生えたように、動くことができない。

このままでいいのか・・・俺・・・

このままあいつを行かせていいのか・・・

江藤の体が部屋から出て行く。

このまま、あいつを見失ってしまったら俺は・・・もう・・・









・・・・・生きていくことができない・・・・・・












「江藤!!!」

言葉と同時に、体が前に出ていた。

立ち尽くしている皆をかきわけて部屋から出て蘭世を追いかける。

「待て!江藤!行くな!」








「お前が・・・お前が俺をど思おうと関係ない!

・・・・・大切なのは、俺が・・・・・お前を・・・

どう思ってるかっていうことだ!」



俺は息を荒げて一気にまくしたてた。

江藤が階段のところで足を止めた。





「そうだ・・・運命なんて関係ない。この先のことなんて誰にもわからねえ・・・

でも・・・・それでも、俺はお前が好きだ・・・・

お前以外の女なんて、ありえねえ。

お前が俺を好きじゃなくなっても、

お前が誰を好きになっても・・・・・・・

俺のお前に対する気持ちはずっと変わらねえから・・・・・・」









江藤が振り向いた。

そして、俺の方に手を差し伸べた。

その瞬間、蘭世の体は階下の方にゆっくりと倒れこんだ。

俺は息を呑み、目を見張って、体を飛び出させ、その手を掴もうとした。

腕を引き寄せる。

しかし、二人の体は絡み合ったまま、階下へと大きな音を立てて転げ落ちていった。

こんなことぐらいで・・・・

と感じながらも、俺の意識は遠くの方へ薄らいでいった。























*****     *****     *****























「蘭世!!!」

俺ははっとして目を開け、体を飛び上がらせると、目の前に江藤がこっちをじっと見ていた。

「け、怪我はねえか?」

俺は蘭世の両腕を掴みながら顔を覗き込んだ。

「・・・・・・え?あ・・・う・うん」

蘭世の様子が先ほどと何か違うように感じて、俺はじっと蘭世の目を見つめ、そしてはっとして辺りを見回した。

「あ?・・・あれ?・・・俺の部屋・・・?」

「・・・・・・」

「お前んちにいたよな・・・俺・・・」

そういいかけた時、見回した先に夢魔のサリとかいうヤツと大きな羊がいることに気づいた。

「あれ?・・・なんで・・・」

事情がよく飲み込めない俺に、蘭世は少し、悪そうな・・・それでいて少し淋しそうな・・・顔をして見せた。








「・・・・!!ま、まさか・・・・ゆ、夢・・・?」

「そう」

蘭世の代わりにサリがうなづいて見せた。

「ど、どういうことだ」

「ご、ごめんなさい」

「蘭世が謝ることないわ。悪いのは俊くんでしょ?」

「な、何だよ」

「聞いたわ。昼間の話・・・」

「・・・・!」

俺は振り返って蘭世を見た。

蘭世はうつむいたままである。








「蘭世が泣きながら魔界にきたわ。真壁くんを好きなことに疲れたって・・・。

まだ、そんなこと言ってるのかって私は腹が立った。

いつまでも信用しない蘭世にも、いつまでも信用させられない俊くんにも。」

「・・・」

「夢を見させて本音を聞こうって提案したのは私。シナリオを書いたのも私。

だから蘭世のこと叱らないで。

蘭世はここで、あなたの夢を一緒に見てただけよ」

「なっ・・・・・///」

「ご、ごめんなさい・・・」

「だから、蘭世が謝ることないんだってば!

いい?俊くん、言葉はちゃんと伝えなきゃだめ。

確かに今回のことはあなたの意志は入ってないし、不可抗力だったかもしれない。

でもそこをちゃんと追いかけて蘭世の不快な気もちを取り除かせるのはあなたの役目でしょ?違う?

何でもかんでも蘭世に頼りすぎちゃだめ。

お願い。ちゃんとあなたの気持ちも蘭世に伝えてあげて。それが支えあうってことでしょ?」

「・・・・・・」

「私がしゃしゃり出て話をややこしくさせちゃってごめんなさい。

そのことは謝ります。

でも私はきっかけを与えただけ。後は二人でちゃんと解決して。いい?蘭世」

コクンと蘭世はうなづいた。

「じゃぁ、私は帰るわ。行くわよ、ルル」

「ハ〜イ。サリちゃん」

「あ・・・そうそう・・・運命とかどうとかって話だけど・・・」

「え?」

「私はあると思うわ・・・。あなたたちを見てると・・・ホントそう思う。

自分達じゃ気づかなくても、回りにはそう見えるものなんじゃない?

じゃあね」

そういい残すとサリともこもこした羊は窓から空へと飛び立った。

俺は呆然としたまま、その消えていく様を見届けていた。











*****     *****     *****














どれくらいの時間がたったのだろうか・・・。

どれくらいこうして黙ったままだったのだろうか・・・。

夢だったとはいえ、俺の心臓はまだバクバクしていた。

ちらりと江藤に目をやると、膝を抱えて座ったまま動かなかった。

その姿はいつもと変わりなく、手を伸ばせば届く距離なのだが、

何故か、触れると蘭世は消えてしまいそうな気がしてどうしても抱き寄せることができない。

先ほどの蘭世は夢の中の蘭世だった。

でもホントにそうだったのか?

いや、こいつらが見せた夢といっても、自分自身が見せていた夢のようにも思えた。

思い出すと、まだ指先が震えそうだった。

震えかける指にごまかすようにぐっと力を入れて握り締めた。









「あのさ・・・」

そしてふと言葉が出てきた。

何を言うつもりなのか自分でも把握できないうちに出てしまった。

「え・・・?」

「・・・・・・どこからが・・・夢・・・だったんだ?なんかまだよくわからなくて」

「あ・・・あの・・・鈴世がここにきた辺りから・・・」

「でも・・・俺の感情とか気持ちは・・・」

「あ、それは・・・シナリオには書いてない。

シナリオにあったのは、私の部分とお父さんたちの部分で・・・サリがそうすれば真壁くんの真意が見れるって・・・

細工したの・・・。ホントにごめんなさい・・・」

蘭世はもう泣き声になっていた。

あぁ・・・何泣かしてんだ・・・俺は・・・

蘭世を叱ろうなんてこれっぽっちも思ってない。

夢で・・・・

夢でよかったと・・・・・

そう安堵するだけだ。









「いいんだ。怒ってねえよ」

「・・・真壁くん」

「怒られなきゃいけないのは俺の方だし・・・」

「・・・・・・」

「ホントごめん。あの時、すぐに追いかければよかったのに・・・

俺、つい。。。いつものようにお前の気持ちに甘えて・・・」









「・・・・・・死にたくなるほど悲しかったの・・・」

「わかってる」

「ホントのホントに悲しかった・・・・」

蘭世の言葉を聞き終わる前に、俺はもう蘭世を抱きしめていた。

「わかってるんだ。わかってたのに・・・・悪かった・・・・」

「・・・真壁くん・・・・」

蘭世の波打った気持ちが俺の腕の中でゆっくりと静かになって行くのがわかった。

そして、それは俺自身の気持ちも同じだった。

この腕の中に江藤がいる。

先ほどは俺のこの手をするりと抜けていこうとしたこいつが

今、俺のこの手の中にいる。

蘭世の存在を体全体で確認する。

いとおしくていとおしくて・・・

俺は無我夢中で一人のたった一人のこの女を抱きしめ口付けた。











「夢で・・・よかった・・・・」

蘭世のさらさらの髪の間に俺は鼻を埋めながら、

もう一度蘭世の慣れ親しんだ香を楽しんだ。

「お前が・・・俺を・・・好きじゃなくなるなんてこと・・・・」

「そんなこと!あるわけないよ!!」

「お前がそう見せたんだろ」

「ぐ・・・」

また顔をくにゃりとしかめた蘭世を見て、俺はぷっと吹き出しそうになった。

そして、それと同時に不覚にも涙が出そうになった。

俺がこうしていられるのも、ここにこいつがいてくれるおかげなんだと・・・。

俺がどうしてこんなお子ちゃまなヤツに・・・

運命・・・?いやわからない。でもそれでもいい。

いやそれがいい。

俺にはこいつが必要だなんてことは、とっくにわかってることなのに。

やはり、言葉にするのは照れる。

さっきの夢を見られていたということもあって、さらに言えない///





だけど・・・・





「江藤・・・」

「ん?」

「どうすればお前を安心させられる?」

「もう安心したよ」

「そうじゃなくって、これからだってその・・・また今日みたいなことあるかもしんねぇし・・・・」

「あ〜、何それ。自慢〜?」

「ばっ!違う!」

「・・・クスクス・・・。じゃぁねぇ・・・断るときに、ちゃんと俺には好きな女がいるからって言って」

「は?」

「だって、いつも『興味ねぇから・・・』とか言っちゃって・・・好きな人がいるって言えば女の子もあきらめつくでしょ?」

(昼間の女はあきらめてなかったみたいだけど・・・)

「だからそういって」

「毎回?」

「そう。毎回。っていうか、ちゃんと公言すれば告白とかもなくなるそうだけどなぁ・・・」

蘭世は腑に落ちないといった顔で真剣に考えている。

俺はその仕草がいとおしくて、もう一度蘭世を引き寄せて強く抱きしめた。




「俺の気持ちは・・・・ずっと変わらねえから・・・」




蘭世の大きな瞳にまた涙がたまっている。

そしてコクンとうなずいた拍子に大粒の滴がハラハラと頬に零れ落ちた。



俺は両手でその涙をふき取ると

そのまま蘭世の唇に深い口づけを落とした。

口付けには願いを込めてみた。

お前がずっとここにいてくれますようにと、

柄にもなく神頼みなんて・・・・・・

過去の俺が、そして未来の俺が

この瞬間を見たらきっと笑うんだろうなと思った。

でも、それでもいい。

お前がずっとここにいてくれるのなら・・・・
















<END>





あとがき

お待たせいたしました。
今回は葛原紗夜子さまのリクエストでございました。

いかがでしたでしょうか。

う〜ん・・・ちょっと尻すぼみ感ですが・・・。

内容は

>王子が蘭世ちゃんが如何に大切か を 思い知るようなお話

ということでした。
『心の行方』のような後悔しっぷり(笑)をとのことでしたので、

もう、ひたっすら後悔でしたね。

女々しすぎですね・・・^^;
でも女々しい王子はkauは非常に書きやすいのです(笑)
これはこれは・・・と思いながらも書けば書くほど・・・ウギャーーー。

ちょっとイメージ壊しすぎましたでしょうかぁ・・・・でしたらうぅ・・・ごめんなさい・・・(ToT)

しかも夢とは言え、蘭世ちゃまの冷たさにはkau自身がオロオロしてしまいました・・・(じゃぁ書くなよ)
でもこうでもしないと王子は本音を語らないだろうと・・・(鬼)

どうでしたでしょうか・・・ザマミロ王子(笑)とつぶやけてもらえましたでしょうか・・・^^

こんなのでよろしければ、紗夜子さまどうぞご笑納くださいませ。

リクエストありがとうございました。
そして大変遅くなってしまったこと、重ね重ねお詫び申し上げます。












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